飫肥杉を活かした木造施設
子育て支援室
内部空間は家庭的名雰囲気を醸し出し温もりを感じる。特に照明は電球色のペンダントやダウンライトを設置しレストランを思わせるような空間です。
相談室
事務所的な堅い表情を避けるため色彩に配慮しオシャレな部屋です。
多目的室
飫肥杉と松を組み合わせたハイブリット集成材を使った木の温もりある空間づくりを行う。室内には柱を残すことでコンパクトな空間を表現した。柱があることで子供たちが走り回ることもなくまた杉の温もりある感触も体験できる。
デッキ廻りにあるベンチは遊びの合間にちょっと腰掛けて休むことができる。
吾田幼稚園はこれまでに園舎、夢きらり館、多目的体育館のきこりホールなど施設の充実を図って来ましたが今回、子育て支援施設と地域の交流を図るため、飫肥杉を活かしたニルスの館を建設しました。先進教育で知られているスエーデンの考え方を取り入れ環境づくりを基に自然を活かしたした園舎づくりを行いました。
外観はクライアントの要望でスエーデン建築のイメージを参考に色彩計画を行った。また、既存の樹木の木陰を活かして休憩や食事、会話が楽しめるウッドデッキとテーブル、ベンチを設けました。園児の送り迎えの時にゆっくり座って待つことができたりするので木の廻りはいつも人が集まり楽しい空間として利用されている。座る場を沢山つくることであちこちで食事が楽しめたり寛ぐことができる。
人口芝を張った丘は子供の遊び場として喜ばれれいる。また木登りができる大きな樹木は大人気である。