日南市  2010.1月 完成 
用途 体育館

構造 木造平屋建て

規模 382.97m2(116.05坪)

きこりホール
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ボルトを桜の丸太を輪切りにして
化粧したディテール
太鼓丸太の木組みとトップライト
飫肥杉を活かした木造施設
ガラス越しに見える鉄骨階段
木造体育館のきこりホールは飫肥杉と桧の集成材(ハイブリット集成材)
を国内初めて採用した建築です。柔らかい杉の特徴と強度の高い桧を組み合わせることで外国産の米松と同等の強度を確保できた画期的な集成材である。
宮崎県は杉生産が日本一を誇る。戦後、植林された杉が60年を経過し現在伐採期に入っている。これらの杉を活用するために構造用として強度を確立し大きな空間でも対応できる集成材として開発された。国内の木材を使うことで地産地消につながりまた林業の活性化につながるためにも利用拡大が期待される。