居間
ダイニングキッチンと寝室の間にある光り庭
ダイニングキッチン
寝室
南九州の自然環境

夏の日差しは特に厳しい。
多くの住まいづくりで高気密高断熱が唱われているが、果たしてそのことがこの南九州の高温多湿の地域で相応しいのだろうか?疑問が残る。気密性を保つことで冷暖房効果は確かに高まるが逆に冷暖房なしでは住めない家となってしまう。
人は自然と共生して暮らしてきたものだ。本来なら夏涼しく、冬暖かい住まいづくりを行い出来るだけ冷暖房を使わない暮らしをすることが健康的であり、地球環境にも優しい暮らし方といえます。


風通しの良い住まい

風通しのよい住まいをつくることで余計な冷房を使うこともなく快適に過ごせるのです。24時間換気という全くナンセンスな建築基準法があるが本来風通しのよい住まいであれば全く必要としない設備であるのです。つまり、換気扇を必要としない住まいづくりをすることが重要なのです。


自然素材を使った住まいづくり

床は杉板t=30ミリを使い、壁、天井は無機質系の塗り壁とすることで、保温性、吸湿性を高めた。夏の高温多湿の環境を快適に過ごすには湿度を下げることが最も効果的である。床、壁、天井の素材を吸湿性の高い自然素材を使うことで湿度が低下します。

加治木の家