30坪という限られたの小さな敷地の中、半地下を設けスキップフロアーのプランを組合わせることで容積率の緩和を図り最大限の床面積を確保した。北向きの敷地は日当りが悪く条件的の厳しい中、通風、採光には十分な配慮を行った。室内は白を貴重にし床材や家具を焦げ茶色を採用し引き締まった空間とした。白黒の無機質になりがちな空間に木の軸組を見せることで温もりのある空間となった。
特に地下室は暗いというイメージがあるが半地下とすることで北面に窓が確保できた。更に階段の蹴込みをアクリル板を使い光を取り入れるなど立体的な採光や通風を考慮したため、地下である事に全く気付かない明るい部屋となった。 |
|